息子の学校選びについて

家族で海外へ行く場合、大きな悩みのひとつが「子どもの学校をどうするか」です。

学生の皆さんにはピンと来ないかもしれませんが、将来海外へ赴任することになるかもしれませんので、我が家のケースについて記録しておこうと思います。

サバティカルが決まった当初は「せっかくオーストラリアに行くのだから、現地校で英語にたくさん触れさせるのがいいのではないか」と考えました。

しかし、滞在期間は半年。来年の4月には今まで通っていた小学校に戻ります。すぐに英語だらけの学校生活に順応できるのか、帰国後に再び日本の学校のリズムに適応できるのか・・・。

どうしようかと思案している中、メルボルンに日本人学校(以下、メル校)があることを知り、校長先生とZoomでお話をさせていただきました。校長先生はこちらの質問に丁寧に答えてくださり、教育方針や校風にも共感できました。

面談後「絶対に息子をここに通わせたい!」 と思い、家族で話し合ってメル校へ行くことを決意。10月1日に初登校しました。

最初は緊張のあまり、教室へ入るのを嫌がって逃げ回っていた息子。ところが、一日を終えて帰ってきた頃にはすっかり慣れ、ニコニコ笑顔で家に戻ってきました。

メル校の先生方とお友達、そして保護者の皆さまに温かく迎えていただき、本当に感謝しています。

親は英語を学ばせたいと考えていても、子どもはそうではないかもしれません。実際に通う本人の意思を尊重し、何度も話し合ってよかったと心から思います。

ちなみに、オーストラリア国籍のない一時滞在者がオーストラリアの公立小学校に通う場合、学費がかかります。州や学校、ビザの種類によって金額は異なりますので、事前に調べておくことが大切です。

また、日本人学校では学習指導要領に基づき日本の教科書を使って授業が行われますが(学ぶ内容は一緒)、時間割や進捗状況は異なります。心配なことがあったら問い合わせてみましょう。

メルボルン日本人学校公式サイトはこちら

海外子女教育振興財団公式サイトはこちら
★海外赴任・帰任する際の教育相談や情報提供を行っており、日本人学校で使用する教科書を無償配布してくれます(注:1年以上の滞在者が対象)