メルボルンのアパート探しは大変だった・・・

メルボルンに到着して約1か月後、やっと家族で住むアパートが決まりました。

実はメルボルンについてからしばらくの間は、SMARYU RESIDENCE(https://smaryu.com/smaryuresidence/#residence1)にお世話になっていました。私は家族より先にオーストラリアに渡航していたので、家族が来る前にアパートを探さなければなりません。

事前に「メルボルンのアパート探しはとても大変」と聞いてはいましたが……本当に大変でした。

アパート探しの流れ

オーストラリアのアパート探しは日本とは少し仕組みが異なり、次のような流れになります。

  1. WebサイトやSNSで気になる物件をチェック
  2. 内見(Inspection)を予約
  3. 実際に物件を見に行く
  4. 気に入ったら申込(Apply)

私は主にRealestate(https://www.realestate.com.au/)というサイトを使って物件を検索しました。

申込の際には、パスポートやビザなどのさまざまな情報を提出します。さらに「このアパートに住みたい思い」を作文で熱くアピールする必要があります。(例:家賃をきちんと払います、大事に使います、など)

加えて、申込者を保証してくれる人の紹介も必要でした。

そこで湘南工科大学情報学部長の二宮先生と、横浜商科大学の浮田先生(早稲田大学松嶋研究室の先輩)にお願いしました。お二人には英語のアンケートにまでご回答いただいたと聞いています。本当に感謝です!

合否があるアパート申込

ここまで準備して申込をしても、必ずしも住めるとは限りません。日本のように「申込=ほぼ契約」ではなく、オーストラリアでは審査があり普通に断られます。

申込をして落ちたときは、まるで面接試験に不合格になったような気分でした。

「1年以上住める」という条件を出しているオーナーが多かったことも、今回アパート探しが難航した理由の一つです。

これは私の体感ですが、オーストラリアでは郊外に広い一軒家を借りたい人が多いようです。なかなか住まいが見つからない場合は、町の中心部に近いアパートや高層階の部屋に申し込んでみるとよいかもしれません。

我が家もCBD(メルボルンの中心部)に近いエリアにあるアパートで、6階の部屋に入居しました。

スーパーやトラムの駅も近く、車を所有していない我が家にとっては最高の選択だったと思います。

アパート探しを振り返って

アパート探しは『内見10件・申込4件・内定1件』という結果でした。自分たちにぴったりのアパートが見つかって、本当にラッキーだったと思っています。

ただし家賃は高いです。我が家の場合、日本で住んでいた賃貸物件の約3倍。

しかし、すべてが高いわけではありません。

オーストラリア産の野菜や果物、乳製品などはスーパーで手ごろな価格で買えますし、新鮮でとてもおいしい。

例えば先日スーパーで買い物したときは、オレンジは1kgで約350円、オーストラリア産牛肉は600gで1600円ほどでした。(注:2025年10月時点でのレートで計算)

オーストラリアは日本よりも全体的に物価が高いけれど、工夫すればある程度コストを抑えることは可能だというのが私の意見です。

なにはともあれ、家族が来る前に決まって本当によかった……。

*インターネット開通までのドタバタについてはこちらの記事で紹介しています